王子と魔女②

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「また占いを頼みたいんだ」 王子は再び紅の魔女に通信をしました。 以前と同じ淡々とした声が返ってきます。 『なんでしょう?』 「今度、パーティーがあるんだが、何色を着たらいいとかあるか?」 魔女が、占いを始めました。 『青がいいかと思います』 「そうか。では、青にしよう」 『ありがとうございました。お代は振込にてお願い致します。またのご利用をお待ちしています』 そうして短い通信が終わりました。 「よし、青か」 さっそく王子は衣装の色を乳兄弟に伝えたのでした。
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