王子と魔女③

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「明日は、身内でのパーティーなんだが、ラッキーカラーを教えてくれ」 『…ラッキーカラーは、赤です』 「そうか!俺の好きな色だ。では赤を取り入れよう」 『ありがとうございました。お代は振込にてお願い致します。またのご利用をお待ちしています』 魔女は、今日も淡々としていました。 しかし、王子は少し明るい気持ちになり、あまり行きたくなかったはずのパーティーに、赤い衣装を着ていくのが楽しみになったのです。
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