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内容を思い出す。
『こんな夢をみた』で始まる短編、夢十夜。そしてもう1つの表題作、文鳥。
知人に勧められ、金が掛からないからまぁいいか、程度の心持ちで文鳥を飼い始めた主人公。
餌やりの為の早起きもままならず、お手伝いさんの助けを借りながら文鳥との生活が続く。
少しずつ文鳥に興味を持ち始めるも仕事の忙しさから放置してしまい、ある日文鳥が死ぬ。
主人公はお手伝いさんを叱る一方、自分で後始末はしない。
勧めてくれた知人に文鳥が死んだこととお手伝いさんに対する愚痴を書いた手紙を出すも、残念でしたばかりで、お手伝いさんに対する感情の共感は一切得られなかった。
そんな内容だった。
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