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根の部分が無くなった電信柱は俺を塞ぐように道路に倒れ落ちる。
倒れる電信柱は地面にあたると大きな音をたて衝撃を生む、その衝撃によりコンクリートの地面はひび割れていた。
な…なんだよ…これ…後少し早かったら確実に死んでた…。
よく見ると足が小刻みに震えており、これ以上足を前に進める事が出来なかった。
「ごめんね~怖かった?」
女の子がフードを取ると赤いポニーテールが揺れていた。
「ちょっとついて来てもらうね」
女の子は俺に手をかざすと俺の身体を眩しい光が包んでいく。
「スペースムーヴ!」
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