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食堂の端に扉が2つ、近いのは後ろが扉だけど大丈夫かな…。
俺は様子を伺いながら後ろに走しろうと足を準備する。
「逃げる気満々だね~でもさせないよ、光紐!」
ジェリーの右手から光輝く紐のような物が現れる、その紐は俺の身体をぐるぐると巻きつけていき、終いには囚人のように捕らえられていた。
紐は俺の足や腕を完全に捕らえている為、バランスを崩し床に倒れ落ちる。
痛って!…顔打った…それよりこいつは人間か?こんな訳のわからない物を腕から…。
俺はさらに恐怖しながら少しでも逃げようと幼虫のように身体を動かし、ジェリーから離れる。
「説明するから逃げないで、悪いようにはしないよ」
もう悪いようにしてるだろと言いたいところだがそんな事殺されるかもと思いあえて言わなかった。
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