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…………あ、来年も庶務で居られたら、今度は一人部屋を申請しよう。
出来れば生徒会用の部屋か、灰谷と近くの部屋で通して貰えますように。
誰にも迷惑をかけない密会場所を確保に望みを変えよう。
そしてさっきの願いは自力で叶えよう。
換気と、スプレーまこう。ファブろう。
そんな事を、あとちょっとだけと抱きしめられた腕の中で考える。
いい加減帰らないと、先生辺りが様子を見に来るかもしれない。
だからこうしていられるのは、本当にもう少しだけだ。
……でも何かいっそ、ばれてもいいかも。
傍にいるほど、
触られるほど、好きになる。
ちょっとの苦労で少し会うだけで満足なんて、いつまで持つだろう。
そんな事を考えてしまう。
本当、マズイ。
case3.庶務 END
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