1701人が本棚に入れています
本棚に追加
/58ページ
どれ着ていくかなーと昨日の夜から、洋服用意しといたわりにチョイスしたお気に入りはいつも夏林と会ってるときのと同じだったりして、そっか、俺、毎回けっこうな気合だったんだな、と改めて認識した。
ってか…服がねぇ!!
服ほしいー。
でも金はねぇ。
部活忙しくてバイトもできねー。
また親にたかるか…ってなことを思いながら、日曜日、午前中だけの部活を終えた俺はダッシュで家に帰りシャワーを浴び、用意しといた服に着替えて最寄の駅に向かう。
もう夏林は待ってた。
「おーわりぃな。待った?」
「うーん5分の遅刻」
最初のコメントを投稿しよう!