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こういう時、あたしも今来たトコ、とか言わねーとこが夏林だな。
「じゃいこっか。どっか行きたいとこあるか?」
「いっぱいあるよ。このへん大好き」
そっか。
それはらくちんな女だな。
俺はデートプラン考えたりしなくても、夏林についてまわってればいいのか。
一応、なんとなくは考えてきたけど、たぶん行き当たりばったりになるな、とは予想してた。
俺はこいつと一緒ならどこでも楽しいしな。
「三浦くん、お昼、まだでしょ?」
「うん。まだ。部活から1度帰ったけどまだ。一緒に食いてぇもん」
「そっか。あたしもー」
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