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「貴女が杏里さんかしら?」
「えっ!あっ…はい!杏里美貴です!」
突然女の人に声をかけられた。
どうしてあたしの名前を知ってるんだろう。
「私はこの幸蘭高校の校長の香山桃(かやまもも)よ。今から校長室に行くわよ。」
――――!!!!!!
ちょっと待って……
あたしは入学早々に何かやらかしてしまったらしい…
あぁ~、どうしよう…
呼び出し早くない?
校長室に着くと、
とても広く、高級感が溢れていた。
「適当に座って下さい。」
「……はい。」
さっきの不安はぶっ飛びあたしは、いくら位するんだろうと思いながら高そうなソファーに座った。
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