第2章 大いなる絶望

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「テイク(構え)」 いくつもの銃口を向け 「エイム(撃て)!!」 数百の凶弾が飛来するもアルマロスには毛ほどの傷をあたえることが出来なかった。 「SEをヘリに入れろ!列車を放棄する!!」 俺は先陣をきり足止めに走った。 誰かは言ったさ。 『クルトアイズ、お前一人でどうにかなる問題じゃない!逃げよう!!』 「俺一人でどうにかなる問題じゃない?知ったことか」 歯を食い縛りアルマロスを睨み付けた。 「上等だ。俺には何も出来ない?やるんだよ。俺は・・・」 クルトアイズは突撃銃を構えた。 「仲間を裏切らない!」 俺一人でどうにもならないのは百も承知だ。 なら・・・
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