第4章 燻る鼓動

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またか・・・ 「それに関しては成功です。我々の計画どうりです。ジークは任務中、第一接触禁忌バイトコカビエルと遭遇」 いつもいつもうんざりだ。 「右腕を失い、種を植え付けました。名を付けていました。確かバラキエル・・・だったか」 「クックックッ。バイドに名を付けるとは。酔狂なことだな」 「まったくです」 「それも断罪の堕天使とは、皮肉もここまで来ると笑えてくるじゃないか」
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