第4章 燻る鼓動

5/6
前へ
/43ページ
次へ
あそこからここまで10メートルはあったんだぞ! それも足音を“全く”立てず。 「ジークとエレナ(二人)を自ら【生け贄】にしたことを」 ヴェスターは不気味に笑った。 「余計な詮索は止めていただきたい。彼らを生け贄にしたつもりはありません」 やっとわかった。 なぜ、レオンがヴェスターを恐れているのか。 「それは失礼した」 こいつは本物の化け物だ。 俺は・・・どうすればいいんだ?
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加