第5章 地下基地強襲

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どんな馬鹿にだって理由はわかる。 雪山に薬草を取りに行き、コカビエルと遭遇したに違いない。 「ジーク!敵だ!!」 「うおぉぉぉぉぉ!!」 飛んで来る銃弾を右腕で受けそのまま敵を貫いた。 左胸を大きく抉り肺と心臓を貫いた。 “敵兵”は血を噴き上げ周り一面を紅く染めながら倒れた。 人を殺したのも初めてではない。 しかし、今までの殺しはあくまでも間接的にだった。 今日、初めて“直接”この右腕で人を殺した。
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