第5章 地下基地強襲

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だが・・・ 初めて人を殺した時はもっと動揺した。 後悔し、人を殺した自分に恐怖を覚え、激しく自分の行為を、考えを呪った。 まだ、他にもやりようはあったんじゃないかと。 俺の右腕(バラキエル)は喜ぶかの様に震え輝きを増した。 『バイドはお前と共感し喜ぶことによりうち震え、輝きを増す』 「俺は・・・喜んでいるのか?人を殺し、この腕が血に染まっていくのを」 ジークには解らなかった。
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