第1章 白い地獄

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それは雪の中だった。 雪山、猛吹雪の中。 俺、ジーク・グランエストは進んでいた。 その手には旧式の突撃銃が握られていた。 軍の装備にはかなわないが俺達雪賊にとっては勿体無い位の装備だ。 今日もSEの捜索任務だろうな。 俺は一人ぼやくと仲間のあとを追った。
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