プロローグ~アカシックレコード・オンライン

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「じゃあ、私は行くから」 「は~い、あっ!!なんか良さそうな素材あったらオレにください!!酒に漬けるんで!!」 「わかった、肉とか内臓系の素材を手に入れたら回すよ」 ウォッカさん、この頃、ハブ酒みたいな酒を作るのに凝ってるみたいですし、協力しましょうか ウォッカさんに手を振りながらギルドホームの扉を開ける ギルドホームから出て最初に見えるのは中世のような石畳に煉瓦作りの他のギルドホームや木造のNPCショップや生産職のプレイヤーのショップそして街を囲むように作られた高い壁 そして何より、街を歩いている多種多様な格好をして歩いてるプレイヤー達 あぁ・・いいな~、この世界、ドワーフとか妖精、エルフとか見れるし・・調教したモンスターと一緒に歩いてる人もいるし・・見ていてあきないなぁ 時々、街の中で決闘する人とかいるし・・これこそMMOだよねって感じがする あと・・私がギルドホームから出てきた瞬間から私に他のプレイヤーからの視線が集中しているような気が・・ 『やはり、この時間か・・』『12星座武装をみせびかすとは流石だ』『噂では12星座武装の過半数を持っているとか・・』『何!?あのヴァルキリーは化け物か!?』『ただいるだけで威圧感に押し潰されそうだ・・』『おい誰だ、あの方を戦乙女プなんて呼んでたやつ!?』『あっ俺だ』『殺せ!!吊せ!!引きずりまわせ!!』×75『くっくんなぁ!!』 ・・なんか一人のプレイヤーを沢山のプレイヤーが追いかけてるんだけど・・どこかのギルドが鬼ごっこ的なイベントでもやってんのかな? っと、それより私はサンド・ゴーレム、サンド・ゴーレムっと・・南門と西門どっちに行こうかな・・南門は近くに出るけどその他のモンスターは虫系でキモいし・・西門ならかなり歩かないとサンド・ゴーレムがPOPするエリアに行けないし ・・悩むな~ 「おぉ!!なんと美しい!!」 「はい?」 ・・なんか、どのフィールドに行こうか悩んでいたら、金髪イケメンがニヤニヤしながらこっちに近づいてきた・・ ・・なんかウザそうなのが来たなぁ・・どうしよう
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