第一話 逃「争」

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人の声、か 微かだが、聞こえてきている だが、不可解な点は幾つもある 受付とは言ってみたものの、病院とは名ばかりの、もはや唯の廃墟だ 機能しているはずがない だが、実際に電灯は光を放ち、自動ドアも開く 病院内を駆け、受付までたどり着くと、そこには40名ほどの人がいた 「なんなんだ・・これ・・・この人達は・・?」 花月が目を見開き驚く これには冷静な新庄も少し驚く ーこの意味不明な状況に陥った者がこんなにいるのか?
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