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さっきの洞窟から真っ直ぐ水の匂いを辿って、行き着いた先には大きな湖がありました。
月の光を反射して、キラキラ輝く光景は、幻想的でとても綺麗です。
……そういえば全く触れてなかったけど、いつの間にやら完全に夜になってましたよ。
森の中で一晩明かすことになっちゃったってわけです。
……もうこれ迷子っていうよりも遭難じゃね?
どうしよう、涙出てきた。
泣けるよね、この状況。
森の中でぼっち……寂しいです。
いや、ごめんなさい。
今更だけど、自分の姿を確認するのがとてつもなく嫌なんです。
ちゃんと認識しちゃったら、もう後戻り出来ない気がするんだよ……!
現実逃避くらいさせてください、切実に。
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