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歩いていくと、次第に村がハッキリと見えてきた。
山と森の境に隣接し村は木造の柵で囲まれている。
だが、高さは1メートル程しかなく、ゴブリンに対しては効果がなさそうだ。
慎重に周りを見渡しつつ破壊された門を踏み越えた。
村の規模からして人口は100に満たないかもしれない。本当に小さな村だ。
「何もなければ万歳だが・・・」
門を越えると、右側にうっすら建物が見える。
こういう時に限って月は顔を
出してくれない。
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