52人が本棚に入れています
本棚に追加
彩「ちょっと待ってって!歩くの速いわ…」
しばらく歩いていると、玄関辺りでようやく彩は追いついてきた。
拓「おせーよ(笑)」
彩「しゃーないやん。教室の鍵返しに行かなあかんかったし…」
拓「んで?どこ行くの?」
彩「んー…じゃあ、駅前のワクドは?」
拓「ワクドか。まあ、お腹空いたしちょうどいっか。」
靴を履き替え、校舎を出ようとしたその時。
?「あー!やっと来た~。2人とも遅い。」
彩「あっ!みるきー!なんでここいんの!?」
突然現れたのは松井美優紀。
通称みるきー。
彩の友達で、彩と仲良くなり出してから知り合った。
美「部活終わって、お腹空いちゃったし、せっかくやし2人誘ってご飯でも!って思って待っててん。」
拓「ちょうど今から食べに行くとこだよ(笑)美優紀も行くか?」
美「行きまーす(笑)」
彩「はぁ…頼むから、目の前でイチャイチャしんといてや…」
拓「それは美優紀に行ってくれ…」
美「ほら、そうと決まったら行こ?」
ギュッ。
拓「美優紀!彩いるんだから腕に抱きつくなって!」
美「いいやんいいやん♪拓也が足りひんねん。」
彩「はぁ…やっぱり。」
ちなみに、美優紀は俺の彼女だ。
最初のコメントを投稿しよう!