May

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彩「ちょっと待ってって!歩くの速いわ…」 しばらく歩いていると、玄関辺りでようやく彩は追いついてきた。 拓「おせーよ(笑)」 彩「しゃーないやん。教室の鍵返しに行かなあかんかったし…」 拓「んで?どこ行くの?」 彩「んー…じゃあ、駅前のワクドは?」 拓「ワクドか。まあ、お腹空いたしちょうどいっか。」 靴を履き替え、校舎を出ようとしたその時。 ?「あー!やっと来た~。2人とも遅い。」 彩「あっ!みるきー!なんでここいんの!?」 突然現れたのは松井美優紀。 通称みるきー。 彩の友達で、彩と仲良くなり出してから知り合った。 美「部活終わって、お腹空いちゃったし、せっかくやし2人誘ってご飯でも!って思って待っててん。」 拓「ちょうど今から食べに行くとこだよ(笑)美優紀も行くか?」 美「行きまーす(笑)」 彩「はぁ…頼むから、目の前でイチャイチャしんといてや…」 拓「それは美優紀に行ってくれ…」 美「ほら、そうと決まったら行こ?」 ギュッ。 拓「美優紀!彩いるんだから腕に抱きつくなって!」 美「いいやんいいやん♪拓也が足りひんねん。」 彩「はぁ…やっぱり。」 ちなみに、美優紀は俺の彼女だ。
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