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『うざい。さっさと辞めてくんない?』
上を見るとスーザを持った千恵とガードの先輩たち。
(クソッ少し目を離したすきに・・・)
『嫌です。絶対辞めないです』
『っ先輩に向かってその態度なめてんのっ!?』
そういって先輩は千恵の肩を押した。
予測できなかったのだろう。
押された勢いそのままに千恵は落ちてきた。
(ヤバイ・・・!)
俺はスーザを足元におくと千恵の元に走った。
千恵だって当然受け身をとるだろうと思ったのに。
あいつは。
自分の体でスーザを守るような体制をとった。
ドサッ
『あっぶね・・・』
『あれ?昌也?』
『お前っ』
何があれっだ!
ふざけんな!
そう怒ろうと思ったのに。
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