8~昌也side~

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『うざい。さっさと辞めてくんない?』 上を見るとスーザを持った千恵とガードの先輩たち。 (クソッ少し目を離したすきに・・・) 『嫌です。絶対辞めないです』 『っ先輩に向かってその態度なめてんのっ!?』 そういって先輩は千恵の肩を押した。 予測できなかったのだろう。 押された勢いそのままに千恵は落ちてきた。 (ヤバイ・・・!) 俺はスーザを足元におくと千恵の元に走った。 千恵だって当然受け身をとるだろうと思ったのに。 あいつは。 自分の体でスーザを守るような体制をとった。 ドサッ  『あっぶね・・・』 『あれ?昌也?』 『お前っ』 何があれっだ! ふざけんな! そう怒ろうと思ったのに。
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