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ロイド『はぁ?何でってお前ますます意味わかんねーぞ』
ロニ『不思議に思わないか?自分の存在を。』
ロイド『‥‥。俺は平民、ロニは貴族、王様は王。何か問題あんの?』
ロニ『そんなの誰が決めたんだろうね。運命だと思う?』
ロイド『わかん無いけど俺は今の暮らしに不自由してねーぞ』
ロニ『ボクもさ。今が平和なのは現王あっての事だしね。』
ロイド『ならいいじゃんか。』
ロニ『ただね。ボクは自分の存在する意味が知りたいんだよ。世界が盤ならば王様はキング、使える騎士はナイト、じゃあ僕等は只のポーン?』
ロイド『いや、まぁ、』
ロニ『僕等には僕等のストーリーがある。誰もが主人公のはずだしチェスならば誰もがキングだ。なのにもうこの世界にはキングがいる。』
ロイド『なら他の地に行き国でも作って王様になるかぁ?もしくはこの国の次の王様にでもなるのか?』
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