第一章 ~ お好実焼きパーティー ~

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  「ピックルお客様よ」  え~今良いとこだったのに。  渋々玄関に向かった。  玄関には今日お好実焼きをするメンバーがそろってた。  ジャックとウエンツとミルトの三人。  ミルトはますます色っぽく成っちゃって、ウサギと人のハーフって相性いいのかな。  胸なんかはちきれそう。 「な~にイヤらしい目で見てるんだなも。どうせなら触って確かめろなも」  ウエンツがミルトの胸をもみし抱く。 「あん、や~」 「あ、こら、やめるにゃ」  ゴン 「イヤがっているだろウエンツ」 「げ、ミドル。何でお前がここにいるなも?」  バツの悪そうにウエンツは手を引っ込めた。  でも、ウエンツじゃなくても触ってみたいと思うよあの胸は。  自分の胸と見比べてそう思ってしまった。  イノシシと狸のハーフであるウエンツは煩悩に忠実だからね。  誰かが止めてくれないと、止まらないもんね。
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