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「ピックルお客様よ」
え~今良いとこだったのに。
渋々玄関に向かった。
玄関には今日お好実焼きをするメンバーがそろってた。
ジャックとウエンツとミルトの三人。
ミルトはますます色っぽく成っちゃって、ウサギと人のハーフって相性いいのかな。
胸なんかはちきれそう。
「な~にイヤらしい目で見てるんだなも。どうせなら触って確かめろなも」
ウエンツがミルトの胸をもみし抱く。
「あん、や~」
「あ、こら、やめるにゃ」
ゴン
「イヤがっているだろウエンツ」
「げ、ミドル。何でお前がここにいるなも?」
バツの悪そうにウエンツは手を引っ込めた。
でも、ウエンツじゃなくても触ってみたいと思うよあの胸は。
自分の胸と見比べてそう思ってしまった。
イノシシと狸のハーフであるウエンツは煩悩に忠実だからね。
誰かが止めてくれないと、止まらないもんね。
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