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「ところで今日は何の集まりだい?」
キラキラと輝いて見えるミドル兄さんがやんわりと聞いてきた。
「あ、それは……」
「お好実焼きパーティーさ。ミドルもそれで来たんじゃないのか?」
ウエンツ、ストレートすぎる。
まるで私たちが食いしん坊みたいじゃない。
「いや、ボクは別件で呼ばれたんだよ。何か大事な話があるからって」
「「「大事な話?」」」
「い~の、ミドル兄さん上行こう」
お好実焼きやるからこない? なんて言えないじゃない。
「何だよ、大事な話って。俺たちにも聞かせろよ」
ジャックがぶ~ぶ~言ってるけど無視。
ミドル兄さんの背中を押して二階へあがっていった。
バタンと扉を閉めて窓も閉める。
ついでに鍵も閉めて密室にすると、一息付いた。
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