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振り返ると太陽の光でキラキラするミドル兄さんの金髪。
いつものように、緑色を基調とした戦士の服と鉄の剣。
何よりも虜にするキラースマイルがすてきだ。
「で、大事な話ってなんだい?」
歯を光らせてキラースマイル。
あ~気絶しそう。
おっとこんなところで気を失っている場合じゃない。
今日こそはミドル兄さんに告白して人生勝ち組、ルンルンになるんだから。
「あ、あのにぇ……」
「うん、なんだい?」
「そのにぇ」
「そんなに言いにくいことなのかい? まさか、夜な夜な鉄器神が襲ってくるとか……。おのれ鉄器神」
虚空を見上げて剣を抜こうとする。
「ち、ちがうにゃ」
思わず抱きついちゃった。
バクンバクン言う心臓の音が、服を通してミドル兄さんに伝わりそう。
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