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「お~い、ピックル……ってなにやってんだ?」
ジャックが呼びにきた。私たちを見たとたんに目が点になったのわかる。
「スクワット勝負だよ。ジャックもまざるかい?」
さわやかな汗をキラキラさせてミドル兄さんはジャックを誘う。
イヤ良いからジャックは早く出てってよ。
「俺は遠慮しとくよ。それよりお好実焼きの準備を始めたいんだが……」
「そうだったね。勝負はまた今度だね」
キラキラ光る汗の玉を振り払いミドル兄さんは一階へと降りていった。
「あ、まだ大事にゃ話が……」
ギロ、ジャックをにらむ。
せっかくのチャンスだったのに。甘い告白タイムが台無しよ。
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