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そしてついに、俺にも仕える主人と対面する日がやってきた。 同い年で同姓だそうだ。 この生まれつきの無表情を主人はどう思うのか。 地味に楽しみだった。 「玲二、この方がお前が仕える主人、祥太郎さまだぞ」 わー、いかにもってかんじの名前だなー などと思いながら父さんが示した先を見ると… …毛布のかたまりが、いた。
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