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しばらく待ってみる。 直立というのは結構慣れているからいくらでも待てるだろう。 1分… 2分… 5分… 10分……… 「おいっ!」 あっ、と気がついたときにはもう遅く、怒鳴り声が口から出ていた。 やってしまった… なんでこう、待てないのだろうか、自分は。 でも、こんなに待たせるというのはどうなんだ。 しかし、、、 などと思っていると、毛布がゆれ、2つの目が顔を出した。 ああ、ちゃんと生きている。 妙な安心感を覚えたので、ベッドに近寄ってみた。
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