始まり

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部屋に戻り、ドサッとベッドに寝転がりました。 ゴロンと仰向けになると、腕が壁に当たる狭いベッド。 壁にある小さな傷。 今まで気にならなかったのに、ぼんやりと見つめる。 何も考えたくないのに、浮かび上がる、さっき迄の事。 晶のあの表情…。 何だったんだろうか? 少しは、残念に思ってくれていたら嬉しいのにな…。 そんなワガママな事を思っていたら、夜勤の疲れが押し寄せ、アッサリと深く眠ってしまっていました。
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