始まり

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「なら、私が届けましょうか?この後、隣の布を見に行こうと思っていたので…。」 「あらそう?助かります。」 言ってから、お節介かな?と思いましたが、大丈夫だったようです。 30代行半くらいの女性の司書さん。 いつも柔らかい笑顔で、本の貸出し手続きをしてくれる方です。 割と頻繁に図書館に来る私の事を見たことあるからか、疑いもせずに私に託されたお財布。 男性用かな。 シンプルだけど、あんまり見かけ無いデザイン。 グレーの布と黒のレザーを上手く合わせて。 手芸店の店員さんだけあって、手作りかな? 私も、お財布を作ってみたいけど、手間がかかりそうで、チャレンジ出来ずにいました。 いいなぁ、手作りのお財布。 作り方教えて欲しいなぁ。 新たに持っていた本の貸出し手続きを終えて、隣のお店へ向かいました。
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