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「っっ!!!!?」
目を開けると視界には、ブルーの瞳を持ち、綺麗な金色の髪が印象的な男の子がいた。
小学生くらいかな?
「あ、起きた!?おねぇちゃん!!!!!!!」
男の子はただ事ではない表情で私に叫んでいる。
それにしても、男の子の背景が何故か空だ。
ここは……どこだ?
空が目に見えている事から外である事は確かなようだが………。
「君…誰…?」
私は、一番の疑問を投げかけた。
だが、男の子はそんな場合じゃないと言わんばかりに言った。
「はやく逃げ「ぎゃぁぁぁぁ
!!!!!!!」っ!!」
突然遠くから断末魔のような叫び声が聞こえた。
聞きなれない音に耳が痛くなる。
「またか………くそう…こっちへ来てる。おねぇちゃん、早く逃げなきゃ」
そう言うと男の子は私の手を掴み、走りだした
「え!?…っちょ…」
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