出会い

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ガラッ 「おっはよー!」 「あっ、如月くんおはよー!」 (如月くん?) (ほら、転入生だよ。如月樹って言うの) ミキちゃんに言われて、私は如月くんと呼ばれた青年を一瞥した。 「あれ?望月くんは?」 クラスメートの一人が聞く。 「珱は寝坊だってー・・・あれ?」 あ、目があった。 気のせいか、私を見たとたん一瞬だけ目を見開いていた気がする。 「君、見たことないね。 名前なんていうの!?」 私のそばにより、にこにこと笑う如月くん。 「え・・・都野遥、です」 「遥かぁー。かわいい名前だねっ。 僕は如月樹!樹って呼んでね」 如月くんもとい樹くんはかわいらしく笑った。 「よろしく・・・樹くん」
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