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7:31
「ぬわぁぁにぃィィ!?」
翌朝。
私は可愛らしい奇声を発して、布団を跳ねのけた。
いや、跳ねのけたつもりだったんだけど、跳ねのける前からもともと跳ねのけられてたような気もする。
犯人は誰だ?
私が寝てる間に、私の布団を跳ねのけたのは誰だ!?
って、そりゃ私か。てへ。
…いやいや、今はそんな名探偵ごっこなぞに興じている場合ではないぞ姫子よ。
私は、驚きのあまり奇声を上げたのだ。
決して、毎朝起きるたびに奇声を上げるのが習慣なワケではないのだ。
習慣なのはむしろ、
起きて、目覚ましを止めて、ケータイを開くこと。
開くのだ。パカッと。
タッチするのではない。
ガラケーなめんな。
で、ケータイをパカッと開いたのち「叛逆のデスペラード」というゲームのマイページにアクセスする。
んで、『ぬこのしっぽ団』の騎士団ページにいって、掲示板でメンバーのみんなに朝の挨拶をする。
それが、私の日課。
ただ今日は、みんなに朝の挨拶をする前に、ウルトラショッキングな“運営からのお知らせ”を読んでしまったのだ。
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