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少年を殺そうとする暗殺者は白く右目の欠けた仮面を着け、黒いマント羽織っている
暗殺者は一瞬の迷いもなく、少年にナイフを突き立てた
少年は跳ね起き、狭い部屋の反対側にジャンプする
鈍い音と共に、ナイフは少年の頭ではなく枕に刺さった
「下手くそ……」
「なっ!?」
少年がつい呟いた言葉に暗殺者が驚いた
「ナイフで頭狙う暗殺者はいないぜ普通な、副業?」
「…………」
仮面の暗殺者はただ黙って少年を睨む
欠けた穴から右目が静かに………
少年は再び呟いた
「なんでこんなことになるかな………」
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