仮面との出会い

2/19
前へ
/74ページ
次へ
少年を殺そうとする暗殺者は白く右目の欠けた仮面を着け、黒いマント羽織っている 暗殺者は一瞬の迷いもなく、少年にナイフを突き立てた 少年は跳ね起き、狭い部屋の反対側にジャンプする 鈍い音と共に、ナイフは少年の頭ではなく枕に刺さった 「下手くそ……」 「なっ!?」 少年がつい呟いた言葉に暗殺者が驚いた 「ナイフで頭狙う暗殺者はいないぜ普通な、副業?」 「…………」 仮面の暗殺者はただ黙って少年を睨む 欠けた穴から右目が静かに……… 少年は再び呟いた 「なんでこんなことになるかな………」
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加