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宿主も苦笑いしながら残念だと言う
「あんたはこの街の救世主なんだから、もっといてくれても、良いんだかな……」
「お言葉は嬉しいが、たかがワイバーンを三頭倒しただけじゃないか、俺が暇だから来ただけだよ」
「そう言うなよ、あんたじゃなきゃ無理だった」
そんな宿主の言葉に少年は頬を染めながら笑う
「そんなことないぜ、あれぐらいなら誰でも
元々、街の人達が戦った後だから、三頭とも弱ってた
それに俺は仕事をしただけさ」
そんな少年のセリフに宿主は笑う
「だがあのまま俺たちが戦ってたら、犠牲者が多すぎた、間違いなくあんたはこの街の救世主だよ
」
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