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「なんだあんた?」
ｾﾙﾋﾞｱは疑うような目で老婆を見ながら、老婆に問う
それもそうだろう
自分が入ろうとした瞬間、中から人が現れたなら誰でも怪しむ
それがローブを羽織る老婆ならなおさらだ
「私はｲｻﾞｰﾙ、ここの店主だよ、ｾﾙﾋﾞｱさんが来るのはこの水晶でわかってたんだよ」
ｲｻﾞｰﾙはそう言いながらローブから水晶を出して、見てくれと言わんばかりにｾﾙﾋﾞｱの顔の前に差し出す
「ここは魔法専門店か?、よろず屋やじゃないのか?」
ｾﾙﾋﾞｱの問いかけにｲｻﾞｰﾙは人が良さそうな笑みを浮かべる
「ここはよろず屋だよ
まぁ魔法専門店や武器屋なんかにも負けない品揃えだけどね
改めて自己紹介をこの街でただ一人の魔術師であり、このよろず屋『ｼｰｸﾚｯﾄ・ﾃﾞｲ』の店長さ」
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