プロローグ

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和希が、魔法使いの血統だったという理由ではない。 和希が特別だったわけでもない。 ある日、流星が体内に沈んだことが原因であった。 二千十三年の三月十五日。 「集団失神事件」は、起きた。 和希が中三になった祝いを兼ねて、流星群を見るために、家族で泊まりに行った時のことであった。 和希は、両親と夜の浜辺で流星群を待っていた。
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