441人が本棚に入れています
本棚に追加
隼「ったく...すぐ終わるから!!」
私に聞こえるくらいの小さな声で言った。
透「絶対...い...や...」
だって...小さい頃から注射嫌いなの知ってるでしょ?
コンコン―――
父「透!!風邪大丈夫か?」
透「はい。大丈夫です。」
うっすらと出ていた涙を拭いてお父さんに答えた。
父「泣いてるのか?何かこの医者になにかされたのか!?」
お父さんの目が少し怒っていた。
透「いいえ。ちょっと...注射が...」
父「それはしょうがない。透、我慢できるか?」
最初のコメントを投稿しよう!