01突然の悲劇

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それは本当に突然の出来事だった。 その日は友達と遊びに行っていて、いつもより帰りが遅かった。 急いで家まで走り、着いたのは19時過ぎだった。 元気良く「ただいま!」と家の中に入り、そのままリビングへ向かった。 すると、そこには泣き崩れている妹、美澪奈の姿。 そして、血を流して倒れているお父さんとお母さんの姿…。 うちは状況を理解出来ずにただ立ちすくんでいた。 そんなうちに美澪奈がかすれた声で言う。 美澪奈「お父さんとお母さん、殺されちゃった…。」 寿々歌「そんな…。」 鎮西寿々歌、15歳にして両親を亡くしました。
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