あるところ、まで曖昧ではなく

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武闘家は辺りを見渡し、同じく気を失ってる魔法使いを起こしました。そして気付けの魔法をかけて貰うと、勇者はうめき声を上げてその瞼を開きました。 「オスカー、大丈夫か?」 再び声をかけた武闘家を青い瞳で見上げて、勇者は言いました。 「……お前は誰だ? 私は?」 なんと勇者は、記憶を失っていたのです。
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