今度出会うのはサルとキジ、ではなく

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「……何モンだ?」 先程まで魔法使いを茶化していたのが嘘のように、武闘家はスッと二人の前に立ち、龍爪を男へと向けました。 「ティスケリー姫に仕える『忍者』でございます。皆様をお招きする為、参りました」 一方、そんな武闘家に怯む事無く、淡々とした口調で男――忍者は答えました。 ……その間も、勇者は黙々とプリンを口にしていました。
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