さっそく

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  気付けば、ヒデオの二十歳の誕生日は一週間後だった。 ハオは、自分が神王を殺す計画を知っていて、それが少し厄介だったが、計画を実行するまでは何も言わなかった。 計画実行当日、ベルゼは自分の父親に殺し合いを挑む。 世界がその二人の怪物に震え上がりながらも三日が経ち、ベルゼが神王を殺した。 ヒデオはベルゼを責めたが、特に何も言わずにアンノウン家を去った。 ハオは、神王の統治していた国で起きた反乱を圧倒的物量で鎮圧し、統治したことから、鋼鉄の機械女王(マシニクルクイーン)と呼ばれることとなる。 ヒデオが二十歳の誕生日。 消えたベルゼに父親を殺した理由を問い詰めるために旅に出ることを決意する。 始まりはここまで。 数万年後、勇者王、光神将と呼ばれていたヒデオは、ベルゼと再会し、本気の闘争を行う。 死闘の末、ヒデオは勝利し、神王を殺した理由を問い詰めた。 ベルゼは素直に全てを話し、全てを話した直後、一定時間で世界の何処かにワープする呪いをヒデオに掛ける。 十数万年後、新堂アスカが西園慈(ロノウェ)と共に転生する。 数万年後、世渡り人(せわたりびと)ユウが長い旅から帰還し、魔王の弟子となったアスカと戦う。 ユウはその後、ベルゼとアスカに、転生者全員に掛けられた呪いについて話す。 そして、失踪する。 数十万年後、魔王の管轄である魔物の精製所が暴走、一人の女の子が現れる。 その女の子の名前を、ベルゼはレスカと名付け、アスカ共々家族として迎え入れた。 魔王の館にヒデオがワープしてきたので、『別の姿』にて呪いを解除。
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