雪と蝶(社会人四年目:忘年会シーズン)
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駄目だ、もう。 ハルなしじゃ生きていけない。確実に。 そんな情けない事を思いながら、温かい湯の中でハルの身体を抱きしめる。 「省吾は俺の事、大好きなんだね」 嬉しそうに抱きしめ返すハルの肩に、ガブリと噛み付いた。
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