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「わ~やっぱりかわいいな」
このハト君、癒されます。
「さ、下書き完了、と」
ただ単に、シャーペンで描いただけでも、可愛さが演出されている。
あまりの可愛さに一瞬ドヤ顔になったその時。
パキッ☆
「…へ?」
な、なな何だろ今の音。
自分の右手にあるシャーペンを眺める。
「……」
まさかコイツだなんて考えたくも無いけど…
試しにノックし…
あれ!?
ノックしてるのに、シャーペン特有の"カチカチ"という音がしない。
それ以前に途中で突っかかってる感じがしてる。
「…うそ」
ヤバい…、壊した。
お気に入りだったのに…コレ。
大好きな方が(女性)くれたシャーペンなのにっ!
今、一つ形容詞をあげろと言われたら絶対「死にたい」って言うよ。
「…しょーがないかぁ」
私は、ある場所に向かって、とぼとぼ歩きだした。
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