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「あなたは、六期生ね…まあ詳しく話すから詐欺師を見るような顔しないで」
「え…あぁ、すみません」
私が謝ると、遠野さんは「ケフン」とわざとらしい咳払いを1つ。
そして、語り始めた。
「宮舘さんは、主義についてかなり興味があったみたいなのよ。だからそんなサークルを開いたのよ。名前は"socialism" よ。"社会主義"って意味を持つわ。これは宮舘さんの主義なのよ」
「政治家らしいですねっ」
社会主義、つまりまぁ政策を実現するみたいな感じかな。
「そうね、宮舘さんは…あ。六期生は、5月17日に集合よ。場所は…私が送るわ」
「え!ほんとですか、ってえぇぇ!それ5日後の話してるんですかっ」
「そうなるわ。あ、親御さんには許可もらったわよ」
「何でそんなに準備いいの!!ちゃんと書け作者っ!!めんどくさがってるよね!?ていうか私主人公なのに何で順応性低いの!!」
プ○キュアが羨ましい!(笑)
「その封筒に入るものとか書いたからね。用意しておいて?で、17日の朝8時に此処に来て。」
「帰ります!!帰ります!!大事な事だから二回言いましたっ、さようならぁぁぁぁぁ」
バッグをひっつかみ、店を出て駆け出す。
「何なのよ!もうわけわかんないよぉ…はぁぁ、遠野さんのばか…」
色々詰め込まれ訳がわからなくなった。
何だか私、生気ないよ…
お母さんをひっぱたく(嘘)ため家へ猛ダッシュした。
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