0人が本棚に入れています
本棚に追加
朝食を食べおわる頃には、飽きたのかいつの間にか風の妖精さんはいなくなっていた。
時間をみると、そろそろ急がないと。
歯みがきをし、洋服に着替えた。もちろんベランダの窓もしっかり戸締まり。えらいでしょ?
「えーと、えーと忘れ物はないよね?」
水色のランドセルに黄色い帽子。ランドセルは去年買ってもらってからあたしのお気に入り。
玄関の鍵をしっかりしめて、あたしは集団登校の待ち合わせ場所へと急いだ。
最初のコメントを投稿しよう!