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--い---って..
いてて...
押し入れの中で目を覚ます少年...
少年は押し入れからでて
周りを見渡す
部屋は荒らされていた
部屋はかなりの血生臭く
真っ赤に染まっていた
少年は思い出した...
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ゴーン、ゴーン、ゴーン
響き渡る鐘の重音
と共に走る足音が学校付近で響いていた。
『やべー、また遅刻だ』
青年はある場所に向かって走っていた。
それは
南異能研究科大学付属高等学校と呼ばれている建物の中に健在する学びの場
そこが目的地だ。
青年の名は...
名前 谷沢 守男(もりお)
身長 175cm
体重 63kg
能力クラス E
彼は落ちこぼれ能力者だった
母と父は若い頃に失っている。
守男は息を切らしながら教室のドアを開けた
『谷沢ぁあ!!』
鬼の形相で遅刻だぁ!!と言わんばかりに顔に出る先生
『はぁはぁ...す..すいません』
『セーフだ!』
守男はきょとんとした顔で先生の顔を見て言った
『へ?マジすか...』
それを見ていた生徒達は思わず爆笑した
だが守男には何が面白いか分からず
爆笑の渦の中、先生に言われるがまま席に座り
授業を受けたのだった
1、2時限目の授業が終わり昼休みへ
守男はいつもの屋上で昼飯を食べていた
屋上の扉からガチャというドアノブを捻った際に鳴る音が響いた
扉を開け
屋上には二体の巨塔がそこに鎮座していた
守男に歩み寄ってくる
ああ...面倒くせぇーのが来たな
『おい、てめぇ!今日、金を持ってくる約束だよな?』
『そんな約束はしていないんだけど』
と冷静に守男は言う
『あん!?コラァてめぇぶっ飛ばされテェのか?』
『てめぇ親びんにボコられてぇのか!?』
この典型的いじめっ子代表ジャイ○ン、スネ○みたいなキャラは
森野 熊
身長 198cm
体重 110kg
能力クラス B
細井 秀
身長 183cm
体重 67kg
能力クラス B
『野生動物の言葉は理解できないよ』
と鼻で笑いながら言う
もちろんのこと単細胞な熊は怒った
『ぶち殺す!!』
『親びんがキレたら知らねーぞ...』
『おい、秀、鉄パイプを持ってこい!!』
『合点承知!』
スネ...秀は熊に鉄パイプを渡した
『学校内での異能解放は厳禁だ』
冷静に言う守男
が熊は
『知るか!!!』
『面倒くせぇ...逃げるか...』
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