茂無太郎の日常

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学校に着くと下駄箱で悪友の細川信二と出くわした こいつもまた俺のように平凡な高校生である 「おっす太郎ちゃん」 「誰が太郎ちゃんだ」 信二の頭に必殺の手刀を食らわせると連れ立って教室へと向かう 「そういや聞いたかよ転校生の話」 「いや初耳だわ」 「2組に来るらしいんだけどさそれがめっちゃ可愛いんだって、あとで見に行こうぜ」 野次馬根性丸出しだった 「まぁ気になるし見に行くか」 他愛無い話をしているうちに2年3組の教室へと到着した
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