茂無太郎の日常

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昼休み2年2組前の廊下には人だかりができていた 「おーどいつもこいつも転校生に興味津々だな、おい」 「お前もな」 信二はどうにか人垣を越えて中を覗こうとしている 「今すぐ見なくたって減るもんじゃないしまた今度にすれば?」 「ばっきゃろー情報は鮮度が命!ってか美少女にあわよくばお近づきになりたい男心ってのがお前にはないのか!」 「お、おぅ…たぶんそんな考えのやつはお近づきになれんと思うぞ」 「ぐっ…貴様には夢というものが無いのか太郎ちゃん!」 何やら無駄にヒートアップしていらっしゃる 「まぁ頑張れよ」 俺は一人昼食を食べるため屋上へと向かうのだった
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