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芳香
｢飴配りってなかなか終わらないものだなー。｣
文
｢あややや、聞きましたよー芳香さん｣
芳香
｢ん？…鶏肉……｣(じゅるり
文
｢あややや。喰われるのは勘弁です。えっと…多々良小傘さんに芳香さんが飴を配っているとお聞きしまして｣
芳香
｢そーだぞー。今日は親切をしているんだ……って誰なんだー？お前は｣
文
｢申し遅れました…私は文々｡新聞の記者をやっております。射命丸文です｣
芳香
｢あー！せーがが読んでいる新聞の名前ー！｣
文
｢あややや。それはそれは光栄です。ご愛読ありがとうございます。青蛾さんですね。知っています｣
芳香
｢せーがはいつも新聞見て『内容がくだらなすぎですわ』って言ってるんだー。｣
文
｢なんということだ…！おぉ、ショックショック。｣
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